理科先生のわくわく実験教室
わくわくキッズルーム佐久平では、子どもたちの知的好奇心を芽生えさせるような実験や企画等をおこなっています。
理科の楽しさを子どもたちとともに学び、自己肯定感を高める療育支援をおこなっています。
今回は、ペットボトルでロケットを製作して実際に飛ばすという、実験をしました。
ところでですが、山に登るとポテトチップスの袋が膨らむのは何故でしょうか?
それは、山に登ればのぼるほど、空気中の酸素や窒素が無くなり、そのことによりポテトチップスの体積が膨張します。
すなわち圧力(P)と体積(V)は、反比例の関係にあります。
この法則を「ボイル・シャルルの法則」と言います。
つまり、ペットボトルのロケット飛ばしはこの法則を応用したものです。
この度の実験では、ペットボトルに水を入れたのちに、バブなどの発泡剤を入れて行ったものと、直接自転車の空気入れから、空気を送った方法と2種類の方法で行いました。
実験当初は発泡剤が、ペットボトルの口から発泡剤の溶液が溢れてしまい、うまくいかないこともありましたが、自転車の空気入れに変えると思いの他ロケットが飛び、子どもたちは大喜びでした。
結果実験は大盛況に終わり、ありがたい思いでいっぱいです。
夏休みを振り返ると実に様々な実験を行いました。
牛乳実験から始まり、メビウスの帯、スプーン曲げ(てこの原理)、ペットボトルロケット、アルキメデスの定理等。
わくわくキッズルーム佐久平では、様々な体験活動や野外活動の取り組も力を入れております。
見て、感じて、やってみて、いろいろな疑問を持ちながら、頭で考えて、ダメなら実際にやってみる。
うまくできなくても大丈夫。もう1回トライすればきっと次はうまくいく!
「やなさん、どうやってやるの?ぼくもやりたい!」といってくる子どもたちのわくわくした笑顔が毎回見るのがスタッフの楽しみです。私たちは、スタッフが寄り添い、子ども達の好奇心にスイッチを入れる療育を目指しています。
わくわく実験室。今日も開催しています!